ということで、だれもが一度は疑問に思うだろう事

なんで水が貯めれるの???をまとめてみました☆
多肉植物ってなんで水をためられるの?ぷっくりのヒミツに迫る!
今回はちょっと理科的なお話をテーマにしてみようと思います。
多肉植物といえば、やっぱりあの“ぷくぷくした姿”が魅力ですよね〜。
でも…そもそも、なんであんなに水分をためられるんでしょう?
今回はそのナゾに迫ってみたいと思います!
多肉植物が水をためられるのは、過酷な環境に適応するために進化してきた結果なんです。
原産地の多くは、アフリカや中南米などの“乾燥地帯”。雨がほとんど降らなかったり、降っても一気に地面にしみ込んじゃって、植物にとってはなかなか過酷な場所なんですね。
そんな中でも生き残るために、多肉植物たちは「水があるうちにためておく!」というサバイバル戦略を身につけたんです。なんて賢い子たち…!
じゃあ具体的にどうやって水をためてるのかというと、葉や茎、根っこに“貯水細胞”を持っているからなんです。
この貯水細胞には、水分をしっかりと蓄えておく“タンク”のような役割があって、水がない時期でもしばらくは自前の水分で生活できるようになってるんです。
たとえば、エケベリアやグラプトペタルムのような葉が厚いタイプは、葉の中に水を貯めるタイプ。
サボテンやユーフォルビアのように葉が退化して、茎がぷっくりしてるタイプは、茎に水をためてるんです。
さらにセンペルビブムのように根がしっかり張るタイプは、根の近くに水分をためる性質を持っていたり。種類によって“どこに水をためているのか”も違うって、めちゃくちゃ奥が深い!
しかも、ただ水をためるだけじゃなくて、水をなるべく失わない工夫もしてるんです。
たとえば、多肉植物の葉っぱには「クチクラ層」というロウのような膜があって、これが水分の蒸発を防いでくれています。
さらに、気孔(植物の呼吸口)が夜だけ開いて呼吸する「CAM型光合成」っていう特殊な仕組みを持っている種類も多くて、日中の暑い時間に水分を無駄にしないようにしてるんですって!
自然ってすごすぎる…!
この「水をためて、無駄にしない」という性質のおかげで、多肉植物は**“水やりのしすぎが苦手”**という特徴にもつながっています。
私たちが「お水あげなきゃ!」と思ってジョウロ片手にせっせと水をあげすぎると、根腐れしちゃうのはそのせいなんですね。
ということで、多肉植物が水をためられる理由は、生き延びるための知恵と工夫の結晶だったんです。
あのかわいい姿の裏には、過酷な環境で培ってきたサバイバル能力が詰まってると思うと、ますます愛おしくなっちゃいませんか?
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