【原産地シリーズ:マダガスカル編・前編】昔から人気の原種がいっぱい!マダガスカル多肉植物の特徴と代表種

多肉植物の原産地

ってことで今日からはまた原産地シリーズに🎵

色々調べてみました-!

「マダガスカル」と聞いて、どんなイメージが浮かびますか?


バオバブの木、動物たちの楽園、少しミステリアスな自然…そんな印象を持つ方も多いのではないでしょうか。

実はこのマダガスカル、多肉植物の原産地としてもとっても有名なんです。気候や地形の独自性から、他にはないユニークな多肉たちがたくさん生まれました。

この記事では、そんなマダガスカル原産の多肉植物について、**前編では「代表的な種類とその特徴」**を、次回の後編では「育て方のポイント」をご紹介します!


◆ マダガスカルの気候と多肉植物

マダガスカルはアフリカ大陸の東側、インド洋に浮かぶ大きな島。熱帯〜亜熱帯の気候で、雨季と乾季がはっきり分かれており、乾燥に強い植物が生き残りやすい環境です。

しかもこの島、長い年月をかけて独自の進化を遂げたため、ここでしか見られない固有種がたくさん存在します。多肉植物も例外ではなく、個性的でインパクトのある種類が多く見られるのが特徴です。


◆ マダガスカル原産の代表的な多肉植物

◎ アロエ(Aloe)

「えっ?アロエってマダガスカル原産なの?」と思われるかもしれませんが、実は一部のアロエ種はマダガスカルにも自生しています。

とくに「アロエ・ラモシシマ」などは細くとがった葉がロゼット状に展開し、ワイルドな見た目が魅力。マダガスカルの乾燥地帯でたくましく育つ姿は、まさに“生きるサボテン”といった風格です。

※一般的に有名なアロエベラはアラビア半島〜北アフリカ原産です。


◎ カランコエ(Kalanchoe)

花が咲くことで観賞用としても人気のカランコエですが、じつは原種の多くがマダガスカル出身

例えば「カランコエ・トメントーサ(月兎耳)」や「カランコエ・ミラベル(仙女の舞)」などは、日本でもよく見かけるポピュラーな品種です。

葉に産毛のような白いフワフワがついていたり、不思議な色合いをしていたりと、見た目のバリエーションも豊富。花を咲かせるタイプもあれば、葉の美しさを楽しむタイプもあり、まさに多肉界のオールラウンダーです。


◎ パキポディウム(Pachypodium)

最近人気が急上昇中の「塊根植物(コーデックス)」の代表格が、このパキポディウム。太くてごつごつした幹と、てっぺんにチョコンとついた葉っぱが特徴で、「マダガスカルの小さな木」とも呼ばれています。

特に有名なのは「パキポディウム・ラメリー」や「グラキリス」。インテリアとしても映える独特のフォルムが、多肉ファンの心をつかんで離しません。


◆ 他にもまだある!マニアックだけど面白い多肉たち

  • ユーフォルビア:ホワイトゴーストなど、一部の品種はマダガスカル由来
  • アデニウム(砂漠のバラ):乾燥地に咲く美しい花が特徴
  • ディディエレア科植物:トゲトゲした独特な姿で、マニアに人気

どれも個性が強く、ひとつひとつがまるでアート作品のよう。コレクション性が高いのも、マダガスカル多肉の魅力といえます。


◆ まとめ:マダガスカル多肉は個性の宝庫!

多肉植物にハマってくると、だんだんと「見たことない珍しい種類」に惹かれてきませんか?

そんなときにぴったりなのが、マダガスカル原産の多肉たち。見た目がユニークで、ひとつあるだけでお部屋の雰囲気がグッと変わります。

次回の後編では、これらのマダガスカル多肉植物をどのように育てればよいのか、実際の管理方法を詳しくご紹介していきますね!お楽しみに🌿

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