多肉植物の中でも、特にその“ぷにぷに感”と“透明感”で人気の高い「軟葉系ハオルチア」。透き通った葉先がキラキラと輝く姿に、ひと目惚れしてお迎えした方も多いのではないでしょうか。
でもこの子たち、実は見た目以上に繊細。間違った育て方をすると、せっかくの透明感が消えてしまったり、葉がしおれてしまったり…。今回は、そんな軟葉系ハオルチアの「美しさをキープする育て方」を、初心者さんにもわかりやすく解説します!
◆ 軟葉系ハオルチアってどんな植物?
ハオルチアには大きく分けて「硬葉系」と「軟葉系」の2種類がありますが、今回フォーカスするのは後者。軟葉系はその名の通り、やわらかくてみずみずしい葉が特徴で、特に人気なのが「オブツーサ」「水晶」などの透明窓系品種です。
まるでガラス細工のような繊細な美しさは、多肉好きなら一度は虜になるはず。ただし、この透明感を保つにはちょっとしたコツが必要です。
◆ 日差しは「やさしく」当ててあげよう
ハオルチアはもともと南アフリカ原産の植物ですが、実は直射日光がとても苦手。強すぎる日差しに当たると、葉焼けを起こして透明な葉が茶色く変色してしまうことも。
✅ 室内の明るい窓辺(レースカーテン越し)
✅ 春・秋は午前中の日差しだけ軽く当てる
✅ 夏場は遮光する or 完全に屋内管理に切り替える
こうしたやさしい光環境で育てることで、透明感のある美しい葉をキープできます。
◆ 水やりは「控えめ」&「リズム」が大事
ぷにっとした葉に水をため込むハオルチアは、多湿が苦手。土が乾いていないうちに水を与えてしまうと、根腐れの原因になります。
おすすめの水やりペースは以下の通り:
- 春・秋(成長期): 10日に1回程度、土がしっかり乾いてから
- 夏・冬(休眠期): 月1〜2回、乾燥気味に管理する
また、株元に直接かけるよりも鉢の縁からそっと水を注ぐと、蒸れを防げて根に優しいですよ。
◆ 風通しと温度にも気をつけよう
ハオルチアは蒸れにも弱いため、風通しはとても大切。特に梅雨時期や高温多湿の夏場は、サーキュレーターや換気で空気の流れを意識すると◎。
温度管理としては:
- 理想は15〜25℃前後
- 真夏の高温(30℃以上)や冬の低温(5℃以下)は、植物にとってストレスになるので注意
◆ 土と鉢は「水はけ重視」で選ぼう
透明感のあるハオルチアを育てるには、水はけの良さが何より重要です。市販の「多肉植物用土」に軽石や鹿沼土を少しブレンドして、さらに乾燥しやすくするとより安心。
鉢も、素焼きやスリット鉢など通気性が良いものがおすすめです。
◆ まとめ:透明な葉っぱを守るには“ちょっとの気づかい”がカギ!
ハオルチアの透明葉は、環境さえ整えてあげればしっかりと輝きを保ち続けてくれます。大切なのは「やさしい光」と「水やりのリズム」、そして「風通しと温度管理」。
手間がかかりそうに思えるかもしれませんが、慣れてしまえばルーティンのようなもの。毎日のちょっとした気づかいが、ずっと眺めていたくなる美しい株を育ててくれますよ。
これから育てる方も、今育てている方も、ぜひ参考にしてみてくださいね🌱
に応えてくれる子たち。「日差しやわらかく・風通しよく・水は慎重に」この3つが育て方の柱!
ってことでした!明日はカチカチな方☺

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